今年度末の運用開始目指す「事業者間ローミング」障害時に別キャリアの回線利用

 2022年7月には、携帯電話・スマートフォンのトラブルが発生しました。

 KDDIの“通信障害”が61時間25分続き、au・UQモバイル・povoなど、データ通信765万人以上、音声通話約2278万人に影響。緊急通報が利用できないケースもありました。

 このトラブルを受けて、総務省は「事業者間ローミング」の検討を進めています。

 これは、利用するキャリアの障害時に、別キャリアの回線を利用するというもので、通信障害時の緊急通報など、今年度末の運用開始を目指すということです。

 普段当たり前のように使っている通信サービスですが、トラブル発生の可能性もある中で、もしもの時にどうやって家族と連絡を取るかなど、事前に対策を考えておく必要があるかもしれません。