両親は日本と深いつながりを持つ

父は、ミャンマーの国民文学賞を受賞した作家で日本の大手新聞社の記者、そして日本大使館の相談役を務めました。

母は、理科の教師。日本兵に食料などを提供し交流をしていたというエピソードをスーザさんは繰り返し聞いたといいます。

スーザさん:
「ミャンマーにいる各大使館の社交の場、特別記念日とかなにかあると必ず父と母といっしょに同行させてくれた。毎日のようにお客さんがいて、特に日本の方々をみて日本に興味を持つようになった。戦後に日本の慰霊巡拝団とか遺骨収集団が来た時に大使館にも訪問するけど、うちにも訪問する」

日本へ渡ったスーザさんが現在まで力を入れてきたのが、ミャンマーやソロモン諸島ガダルカナル島への日本人遺族らの「慰霊巡拝」の旅です。