「一般論ではダメ」具体的でないと…
沖田さんは地元で起きたことだからこそ、戦争を知らない若い世代にも身近に感じられると話します。
沖田捷夫さん:
「あそこの店の前に爆弾が落ちて何人死んだんだよというと、すごく身近に感じると思う。80年前なのに。だからできるだけ証言はより具体的ではないと。一般論ではちょっとダメ。戦争なんて人類の最大の愚かなことだから」

小牛田空襲を体験した佐々木さんも、体験を語ることが自分の役割だと思っています。
佐々木英壽さん:
「若い人たちにね、戦争の悲惨さを訴えることができればいいなと思っています」

ただ、当事者だからこそ、難しさも感じています。