自民・あす臨時役員会で“総裁選前倒し”の書面提出の中止決定へ 総裁選実施に向け方式なども検討か

自民党幹部は先ほど、記者団にあす午前8時半から臨時の役員会を開催する方針をあきらかにしました。石破総理が辞任する意向を固めたことを受けて、あす午前10時から予定されていた“総裁選前倒し”の書面提出を中止する決定がおこなわれる見通しです。その上で、石破総理の退陣を受けた総裁選の実施に向けて方式などの検討がおこなわれるものとみられます。
第102代内閣総理大臣となった石破茂氏に関するニュース一覧です。
自民党幹部は先ほど、記者団にあす午前8時半から臨時の役員会を開催する方針をあきらかにしました。石破総理が辞任する意向を固めたことを受けて、あす午前10時から予定されていた“総裁選前倒し”の書面提出を中止する決定がおこなわれる見通しです。その上で、石破総理の退陣を受けた総裁選の実施に向けて方式などの検討がおこなわれるものとみられます。
中国国営の新華社通信など中国メディアは、石破総理が辞任の意向を固めたことについて、日本メディアの報道を引用する形で相次いで速報しました。中国メディアの論評はまだありません。また、中国のSNS「ウェイボ」では、石破総理のニュースが検索ランキングで一時1位になるなど、関心が集まっています。
石破総理が辞任する意向を固めたことを受け、自民党の中堅議員は「党内分裂という、最悪の事態は回避できたが総理の判断は遅かった」と批判しました。その上で、「あすの“総裁選前倒し”に向けた書面提出の前の決断は評価したいが、本来なら参院選の翌日に表明すべきだった。この間、党内が混乱し、政策が前に進まなかった」と指摘しました。
石破政権の命運が近く決まるかもしれません。「総裁選前倒し」を行うかどうかについての意思確認が9月8日に行われる予定で、党内では石破政権の「存続派」と「石破おろし派」の攻防が激化しています。 石破政権はどうなるのか、そして総裁選前倒しが実現した場合、キーパーソンは誰なのか?ジャーナリスト・武田一顕氏の見解を交えてまとめました。 2024年10月に就任した石破総裁。総裁任期は3年なので任期満了の20…
参院選敗戦をめぐる総括を終えた自民党は、党4役が辞意を表明した。そして9月8日には、“総裁選の前倒し”実施を求める署名が提出される。いま、石破政権はどのような選択を迫られているのか。「やるもやらぬも茨の道」。総裁選の前倒し実施の要件と手続き、そして自民党幹部たちの思惑と動きを、TBS政治部で自民党・森山裕幹事長担当として日々取材をしている原尉之記者が詳しく解説する9月2日、参議院選挙の総括を終え、自民党…
石破総理はきのう、物価高などに対応するため新たな経済対策を秋に策定すると表明しました。石破総理「アメリカの関税措置の実施状況及び、それの我が国に対する影響。そのような諸情勢を見極めながら、この秋に経済対策を策定をいたします」石破総理はきのう、“賃上げが物価上昇を安定的に上回るまでの間、支援が必要だ”として、新たな経済対策を策定すると表明しました。参議院選挙で自民・公明の与党が公約に掲げた国民一律…