現在7割以上を中国からの輸入に頼っており、今後も輸入が続けられるかどうか懸念が広がっているレアアース。
内閣府が主導する研究プロジェクトチームは、日本の最東端・南鳥島沖の深海から、世界で初めてレアアースを含むとされる泥を回収したと発表しました。
まさに「研究の第一歩」を踏み出した状況ですが、次に気になるのが国内生産の行方です。課題や見通しはどのようになっているのか?東京大学生産技術研究所の岡部徹教授への取材を交えてまとめました。
レアアース泥の回収成功!そのスゴイ技術とは?

2011年に発見された南鳥島の「レアアース泥」。埋蔵量は中国・ブラジルに次ぐ世界第3位、1600万tとも言われていますが、今回技術的に難しいと言われていた「回収」に世界で初めて成功しました。
まず探査船「ちきゅう」を海上で静止させ、船上で約10mのパイプを約600本接続して伸ばし、そのパイプを先に海底6000mに沈めた先端部に無人機を見ながら接続します。
その後、船からパイプを使って下に海水を送り、先端部でレアアース泥をかくはんし、送った水とともにレアアース泥を船上に吸い上げる…こうした高い技術により回収に成功したのです。














