歴代総理大臣の直筆の書を収集している山口県光市の伊藤公資料館に、石破総理の書が寄贈されました。

光市の芳岡統市長が29日、石破総理から贈られた書を披露しました。色紙には直筆で「鷙鳥不群(しちょうふぐん)」と書かれています。「鷙鳥」は、ワシやタカの猛きん類のことです。強い鳥は群れをつくらないで単独で行動する。いわば「他者にながされず、自分の信念に基づいて行動する」という意味で石破総理の座右の銘になっています。

伊藤公資料館は初代の伊藤博文から石破総理まで42人から書の寄贈を受けています。去年10月、石破総理が就任した直後に市が依頼していたもので今月16日に送られてきました。

芳岡統市長
「どういった方が、これから総理に選ばれるかというのはわかりませんけれども、市長としてその次のかたが決まられたらすぐにお願いにあがりたいと思っています」

石破総理の書は、新しい総理が決まってから資料館で展示することにしています。