「生きること、許されるなら…」リードオルガン奏者 松原葉子さん 人工呼吸器を装着、分身ロボット “OriHimeパイロット” で希望の軌跡「心は自由でありたい」

リードオルガン奏者であり、分身ロボット「OriHime」のパイロットとしても活動の幅を広げる松原葉子さん。その穏やかな語り口の奥には、幾多の困難を乗り越えてきた強い意志と、音楽や人との繋がりに寄せる深い愛情が秘められています。進行性の難病と向き合いながら、彼女はどのようにして自らの表現を見つけ、希望を奏でているのでしょうか。その軌跡を辿ります。1973年、富山に生まれた松原葉子さんは幼い頃からピアノに親し…