5月16日に全国トップを切って九州南部が梅雨入り、続いて19日には奄美地方、22日は沖縄地方も梅雨入りしたとみられると発表されました。近畿地方のすぐ南に梅雨前線が停滞しやすくなっていることを意味していて、大阪・関西万博もまもなく雨の季節に入ります。
前回の大阪万博が開催された1970年代と比べると、いわゆる「ゲリラ豪雨」と呼ばれる非常に激しい雨の降る日数は大阪市内で1.6倍に増えています。そこで今回は、そんなゲリラ豪雨を引き起こす積乱雲を“卵の段階”でいち早く検知するための『最新鋭の気象レーダー』についてお伝えします。(気象予報士・吉村真希)