「絆という言葉が生まれて、みんなで助け合った」 東日本大震災で泥まみれになった太鼓 札幌で修繕し音を響かせる 被災地から遠く離れた地で記憶をつなぐ

東日本大震災で津波にのみ込まれた1台の太鼓が遠く離れた札幌で震災の記憶を伝え続けています。夏祭りで響く、力強い太鼓の音。 バチを握る庄田道則さんと太鼓の出会いは、14年前にさかのぼります。庄田さんは、2011年、東日本大震災のボランティアで宮城県気仙沼市を訪れました。目の前に広がるがれきの山に、言葉を失ったといいます。 庄田道則さん「14年、もう14年経っている、写真を見ると、涙が出てきますね」…