12月8日(月)深夜の青森県東方沖で発生した地震を受けて気象庁は、後発する巨大地震への注意を呼びかける「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を初めて発表しました。
宮城では、全35市町村が対象です。9日午前2時に「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表されたことを受けて仙台管区気象台は会見を開きました。会見では、県内の沿岸部には津波注意報が発令されていることを強調し、まずは、今の身の安全を確保してほしいと呼びかけています。
仙台管区気象台 気象防災部・草野利夫・地震津波対策調整官:
「津波注意報が出ている地域もある沿岸部には近づかないこと今後1週間については備蓄、耐震対策の見直しをして避難経路の確認寝る際には逃げられる避難袋などを枕元におく、スマホラジオなどですぐに情報を取れるように」
「北海道・三陸沖後発地震注意情報」は北海道の根室沖から岩手県の三陸沖にかけてマグニチュード7程度以上の地震が起きた後に、マグニチュード8クラス以上の地震が発生する可能性が、普段より高まっていることへの注意を促す情報で、運用が始まった2022年12月以降初めて発表されました。
県内では35のすべての市町村が発表の対象で1週間は、枕元に靴や避難袋を備えるなどすぐに避難できる態勢を整えることを呼びかけています。












