当事者同士だから分かり合えること…
医師には言い出しにくい弱音も飛び出します。
参加者:「ボーっとしていると病気のことを思ってしまうんですね。再発したらどうしようとか。なるべくそういう時間を作らないように、何か作ってみたり、私は手芸したりするのが好きなのでそういうものを作ってみたりとか」

がんを患ったことがある女性:「アルコールは再発の確率を上げるってどの本読んでも書いてあるんですけど、完璧にはやめられません。一週間とか10日に1回、ちょっぴりだけいただいています」


参加者:「自分の好きなこと、いいなって思ったことを素直に出していくとどっかでがんも逃げていくんじゃないかなと、そうやって生きていくほうが再発しないんじゃないかなと。責任持ちませんよ(笑)」
当事者同士だからこそ共感し、分かり合える思いがあふれていました。
参加者:「やはりみなさんの言葉を聴いていると力つけられるというのはありますね」
参加者:「暗いトンネルの中に光が見えてきたというような感じです」

ピアサポーター 佐々郁夫さん:「2人に1人ががんにかかるという時代に突入しつつありますのでそういう中で、私もがんあなたもがん、じゃあどうしていこうかな。みんなでがんばっていこうよってそういう風になればすごくいい世の中というか、いい生活ができるのではないかと」

日本人が一生のうちにがんにかかる確率は2人に1人以上。いつでも誰でも当事者になる可能性があります。
早期に発見できれば治る可能性が高い病気です。定期的ながん検診や日頃の心がけが大切です。