富山県の通信制高校として初の甲子園出場に導いた未来富山高校野球部の角鴻太郎元監督が、秋の富山県大会を前に退任していたことが7日、明らかになりました。1・2年生の新チームは、コーチを務めていた菅澤剛氏が臨時で指揮を執ります。

未来富山高校 角鴻太郎元監督(8月21日撮影)

角元監督は、2022年5月から同校のコーチを務め、2023年9月に監督に就任。昨夏の富山大会ではベスト4、そして今夏は見事チームを初の甲子園出場へと導きました。甲子園では大会6日目の8月11日に高川学園(山口)と対戦し、初戦敗退となりました。

関係者によりますと、春ごろに本人から「夏の大会まで」との意向が示され、今夏の甲子園が最後の指揮となりました。

当面は菅澤剛コーチが臨時の監督として秋季大会を指揮。2回戦で高朋高校を相手に7対0の8回コールドで勝利し、3回戦進出を決めています。