地震や豪雨などの災害が起きた際、多くの人が身を寄せる避難所。そこで課題となるのが安心して体を休めることができる「寝床」の確保です。富山県射水市のアルミ加工メーカーがホワイトボードやベッドなど、普段使いとしても災害時の備品としても使える1台で4つの役割をこなすパーティションを開発し、課題解決へ注目されています。

一見普通のパーティションがあるときは「ホワイトボート」に。

パーツを組み替えて横向きにすると「テーブル」に。

さらに足の長さを変えると今度は「ベッド」に様変わり。
1台で4役をこなすパーティションです。
「ALCARA(アルカラ)」と名付けられたパーティションを開発したのが富山県射水市の産業機械や自動車部品などアルミの部品加工に特化したメーカー、アルミファクトリーです。

アルミファクトリー 棚元優太社長
「創業から50年培ってきたアルミの加工技術を用いて、社会貢献できるモノづくりができないかと開発をスタートさせた」