本格的な雪のシーズンを前に、富山県内の12月9日時点での冬用タイヤ装着率は94%(未装着率 6%)で、去年の同じ時期と同程度であることがわかりました。国交省や富山県は、冬用タイヤの装着とタイヤチェーンの携行を呼びかけています。

調査は、国土交通省北陸地方整備局富山河川国道事務所、富山県、中日本高速道路株式会社金沢支社が12月9日(火)に、富山県内5か所で実施したもので、合計423台の車両を対象に冬用タイヤの装着状況が確認されました。

内訳は大型車90台、小型車333台で、装着率は大型車が98%、小型車が93%となっています。

調査箇所は国道41号の道の駅「細入」、国道8号の道の駅「万葉の里 高岡」と「メルヘンおやべ」、国道304号の道の駅「福光」、E8北陸自動車道の有磯海サービスエリア(上り・下り)の計6か所でした。

関係機関は「路面凍結や降雪時のノーマルタイヤでの走行は危険です。一台でも自力走行不能車両が発生すると、長時間の渋滞や通行止めにつながる可能性があります」と注意を促しています。