中国外務省が日本への渡航を当面控えるよう再び呼びかけたことについて、外務省の報道官は「中国外交の当然の責任だ」と強調しました。
中国外務省はきょう、日本への渡航を控えるよう再び呼びかけました。
この理由について、中国外務省の郭嘉昆報道官は「日本では最近、相次いで地震が発生し多数の人が負傷しており、日本の関係部門は今後さらに大きな地震が発生する可能性があると発表している」ためだと主張しました。
中国外務省 郭嘉昆 報道官
「(中国政府は)速やかに領事注意情報を発表し、海外に住む中国国民の安全を守っている。これは中国外交の当然の職責だ」
郭報道官はこのように述べ「国民のために当然のことをした」と主張しました。
高市総理の台湾有事をめぐる国会答弁を受けて先月14日、中国外務省は日本への渡航を自粛するよう呼びかけていて、今回、「地震を口実」に改めて徹底する狙いがあるものとみられます。
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