富山県内では4日夕方から夜にかけて歩行者が車にはねられる事故が相次ぎました。このうち、1人が死亡1人が意識不明の重体です。

4日午後5時30分ごろ小矢部市岡の国道8号で近くに住む石黒一夫さん(80)が道路を歩いていたところ、乗用車にはねられました。

石黒さんは病院に運ばれましたが、外傷性ショックにより約1時間後に死亡が確認されました。

現場は片側1車線の信号機や横断歩道がない道路で当時は暗く雨が降っていたということです。

また、4日午後9時すぎ射水市本開発の国道472号の交差点で横断歩道を歩いていた射水市黒河の会社員澤井宏之さん(64)が軽乗用車にはねられました。

澤井さんは病院に搬送されましたが頭部外傷により意識不明の重体です。

いずれの事故も運転手にけがはなく警察が話を聞くなどし、事故の原因を調べています。