富山県砺波市にある水力発電所の工事現場で8日午後、足場を組む作業をしていた30代の男性が水路に流される事故がありました。警察や消防などが捜索にあたりましたが、8日午後8時20分現在、男性は見つかっていません。
砺波警察署によりますと、8日午後2時20分ごろ、工事関係者の60代の男性から「30代の男性が作業中に用水路に流された」と119番通報がありました。
現場は富山県砺波市福岡の県営の庄東第一発電所の南西側にある「和田川共同水路横断橋」です。
県企業局によりますと、男性は橋の塗装工事を行うための足場を組む作業をしていたということです。
警察や消防などは流された男性の捜索にあたりましたが、8日午後7時ごろにこの日の捜索を終了しました。
同日午後8時半の時点で男性は見つかっていません。
県企業局によりますと、本来、作業で水路に入ることはないということですが、何らかの理由で男性が水路に降りたということです。
警察や県は事故の原因を詳しく調べるとともに、9日午前7時ごろから男性の捜索を再開することにしています。










