Jリーグは8日、11月12月の明治安田リーグ戦で最も活躍した選手を表彰する月間MVPなどを発表しました。J2のカターレ富山からはベストゴール賞に高卒ルーキー、亀田歩夢選手と、優秀監督賞に安達亮監督が選ばれました。

Jリーグは昨シーズンに続いて、月間MVPや月間ベストゴール、月間優秀監督賞などを明治安田J1・J2・J3リーグでプレーする選手、関係者の中から選出しています。
11月に最終戦が行われたJ2リーグからはカターレ富山のルーキー亀田歩夢選手(流通経済大付属柏高出身)が月間ベストゴール賞、安達亮監督が月間優秀監督賞に選ばれました。
このうちMF亀田のベストゴールは11月29日にホームの県総合運動公園陸上競技場で行われた最終戦、ブラウブリッツ秋田との1戦でJ2残留を決定づけた1点です。
J3降格圏だったカターレのJ2残留条件は同じくライン際で争う熊本が引き分けの場合に備え、3点差以上での勝利がマストでした。
後半に入っての怒涛の攻撃で3対1と2点リードしながらも、追加点が欲しい後半アディショナルタイム、高卒ルーキー・亀田が左サイドからドリブルで突破すると、そのままペナルティーエリア内に侵入し右足で渾身のシュート。
このプロ初ゴールがチームにとって値千金の4点目となりました。
結果、J2リーグ最終戦を終えて、熊本と勝ち点38で並びましたが、得失点差で熊本を「1」上回る結果となり、カターレは土壇場で残留圏の17位に浮上。亀田選手は、大逆転残留の立役者ともなりました。










