覚えよう「カツオノエボシはお酢も真水もNG」

一方、カツオノエボシ。これは青みがかった虹色のような美しいフォルムなんですね。これに刺されたら、まず海水で触手を洗い流してください。

カツオノエボシ


絶対駄目なのは…
・「お酢」「真水」「アルコール」「砂」での処置はNG!

ハブクラゲでOKな「酢」が駄目なんですね。カツオノエボシは「酢」が駄目です。これも覚えておかなあかん。紛らわしいよね。

ここまでは前回のおさらい。ここから先は、これ以外に存在を知っていただきたい海辺の生き物を5つご紹介します。夏休みなのでぜひ図鑑などで調べてほしいです。

1.ウンバチイソギンチャク

まず最初は「ウンバチイソギンチャク」。

ウンバチイソギンチャクに刺されたら海水で洗い流し、冷やす


海藻のような感じでリーフの岩などに生息をしていて、体長10センチから20センチぐらいです。刺されたら激しい痛みで、場合によっては腎不全にもなってしまいます。

これに刺されたときは海水で洗い流して、その後は、氷や冷水で冷やしてほしいということです。(引用:沖縄県および県警HP)

ーこれは海にいると分かりづらい!

稲垣)石というか岩みたいな見た目で“擬態”しているからね。これも「真水」「アルコール」「酢」がダメなんですね。ウンバチイソギンチャクは、カツオノエボシ同様、酢はNGです。覚えておきましょう。

2.オニヒトデ

続きまして、オニヒトデ。

オニヒトデに刺されたら「40度から45度のお湯につける」


サンゴを食べる悪者のイメージだけども、サンゴが増えすぎないためのバランス役を買っているという説もあるんです。表面に毒を持ったトゲが無数にあって、刺さると折れて体内に残って激しい痛みが出ます。

刺さった時どうするのか。40度から45度のお湯につけて医者にみせてくださいということです。(引用:沖縄県発行リーフレット)