沖縄の陸上自衛隊「第15高射特科連隊」の上司と部下が勤務中に性行為を行ったとして、停職20日の懲戒処分を受けました。
陸上自衛隊第15旅団によりますと2022年11月、沖縄本島の八重瀬分屯地に本部を構える第15高射特科連隊所属の当時2等陸曹(43)と、1等陸士(24)は、当直勤務などの「特別勤務」中に性行為に及び、その3日後の特別勤務中に再び性行為を行いました。
その後、1等陸士が自ら部隊に報告したことで事案が発覚したということです。聞き取りに対し2人は行為を認め、反省の意を示しているということです。
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処分は16日付けで、処分まで約3年を要した理由として第15旅団は「被処分者に対する調査や厳正な処分実施のための手続きを行っていたため」などとしています。

陸上自衛隊第15高射特科連隊長の池田礼薦1等陸佐は、規律違反を重く受け止めているとしたうえで、隊員への指導で再発防止を図るとコメントしています。
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