自衛隊が沖縄を含む全国で実施している統合演習で21日午前、宮古島市の平良港に、迎撃ミサイル「PAC-3」の発射機などが搬入されました。
自衛隊統合演習に向け搬入されたもので、車両は公道を通り、航空自衛隊宮古島分屯基地に運び込まれました。平良港では公道に出ようとする自衛隊車両の前で抗議する市民の姿もありました。

今回の自衛隊統合演習は、防衛省が陸海空を指揮する「統合作戦司令部」を今年3月に新設して以来初めての実施です。
約5万2000人の自衛隊員のほか、県内では一部訓練に米軍が、県外では豪軍も参加する過去最大規模の演習となっていて、県内では装備・物資の輸送訓練や災害対処訓練などが実施される予定です。