F35B 米軍と秘密裏に訓練 “太平洋側の拠点”基地
宮崎県新富町の航空自衛隊新田原基地。太平洋側の拠点の一つで戦前は特攻隊の基地だった。

空母導入が決まり、F35Bはアメリカ軍と共に秘密裏に訓練を繰り返していたという。2025年度、この基地には8機が配備される。
約100メートルの高さからほぼ垂直に着陸する。レーダーが捉えにくい最新鋭のステルス戦闘機だ。

パイロット出身 永岩俊道 元空将
「戦闘機というのは上空に上がってなんぼの世界の戦闘機ですから、地上では戦力化できない。いかに色んなところに着陸できる、あるいは離陸できる作戦基盤が必要」
整備とパイロットの訓練には、アメリカ軍のスタッフがあたる。
パイロット出身 永岩俊道 元空将
「空の上での運用は、日米非常に堅固だと思います。天気の悪いとき、夜間等の任務が原則。色んな任務に対応できるまで相当な訓練が必要です」

F35Bの配備を反映して、新富町への周辺整備交付金(特定防衛施設周辺整備調整交付金)は、約7億7000万円と2024年度の1.6倍に跳ね上がった。
通常の戦闘機の騒音をはるかに超えていて、住民は戸惑いを隠せない。
基地周辺住民
「音がね、今まで通り以上に激しかったらきついな」














