戦闘機を“爆買い” 護衛艦は事実上“空母”に…
28日、空母ジョージワシントンに降り立ったトランプ氏は、日本がミサイルを買ってくれたとぶち上げた。

トランプ大統領
「日本のF35戦闘機のために自衛隊へ納入される最初のミサイル(空対空ミサイル・アムラーム)だ。彼らは長い間このミサイルを待っていて、私はすぐに手配した」

6年前の2019年、当時の安倍総理はトランプ氏を海上自衛隊の護衛艦“かが”で出迎えた。
太平洋戦争のミッドウェー海戦でアメリカに撃沈されたのが、旧海軍の空母「加賀」だ。皮肉にも2人が立ったのは、現代に蘇った海上自衛隊の護衛艦“かが”だった。

安倍総理(2019年5月・当時)
「日米両国の首脳が揃って、自衛隊とアメリカ軍を激励するのは史上初めてのことであります」
トランプ大統領(2019年5月)
「日本は最近新しいF35ステルス戦闘機105機を買ってくれると発表した」
“爆買い”はここから始まった。

最終的にF35を147機購入する計画だが、このうち42機が空母用の垂直着陸機F35Bだ。1機約250億円。2026年度だけで2250億円あまりを概算要求している。
すでに“いずも”と“かが”の2隻の護衛艦が甲板などの大改修を終えて、F35Bが運用可能になった。安倍政権は憲法違反との声を押し切り、“事実上の空母”を誕生させたのだ。














