住宅ローンや預金金利など、私たちの生活に大きな影響を与える短期金利について、きょう、日銀は0.75%に利上げすると決めました。
きょう、日本銀行は政策金利を0.5%から0.75%に引き上げることを決めました。1995年以来、30年ぶりの高い水準です。
背景の一つには円安・物価高がありますが、市場では利上げを織り込んでいたこともあり、円相場は1ドル=156円前後と、円安水準は変わっていません。
一方、住宅ローンの固定金利の基準となる長期金利は一時、2%を超え、およそ26年ぶりの高い水準となりました。
「植田さんから強いメッセージを聞きたい」
市場の関心を集めているのが、いま行われている日銀の植田総裁の会見です。
日銀 植田和男 総裁
「今後の金融政策運営については、現在の実質金利が極めて低い水準にあることを踏まえると、経済・物価情勢の改善に応じて、引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していく」
現在も続いている会見で、今後の利上げのペースについて踏み込んだ発言があるかが焦点です。
注目の記事
愛媛県民は「を」を「WO」と発音? 47都道府県調査で見えた驚きの「常識」

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」

大阪王将 ドーナツ業界に進出「ぎょーナツ」餃子味、麻婆豆腐味って? 異業種が参入するワケ【Nスタ解説】

1枚500円なのに交換は440円分…農水大臣が「おこめ券」にこだわる理由、百貨店商品券との違い【Nスタ解説】

「武蔵が沈んだ…」部下を思い、涙した初代砲術長・永橋爲茂 戦後なぜ、家族を残し一人島で暮らしたのか #きおくをつなごう #戦争の記憶

「BYD」「テスラ」米中2大EVメーカーが北海道進出《なぜ?》「北海道はブルーオーシャン」寒冷地でEVは普及するのか「ノルウェーでは93%のEV浸透」









