「雨も風もすべてが味方してくれた」盛岡工業が聖地花園へ
2点差で突入した後半は、両チームの勝利への執念がぶつかり合います。
降りしきる雨と風の中で肉弾戦を繰り広げる両チーム。逆転を狙って果敢に仕掛ける黒沢尻北に対して、盛岡工業は全員がよく前に出て、大きなチャンスをつくらせません。
キャプテンの晴澤勇天選手が「雨も風もすべてが味方してくれた。最後まで自分たちがやるべきことを貫くことができた」と話したように、最後まで集中力の切れない激しいディフェンスで黒沢尻北に得点を許しませんでした。
試合は14対12のまま、ついにノーサイド。小原義巧監督が「手に汗握る熱戦に思わず立ち上がってしまった。選手たちが本当によく体を張ってくれた」と語った盛岡工業。伝統校の底力をみせて、2年連続37回目の花園への出場を果たしました。














