「無意識にチョウチョ結びとかすけぇ」。北広島町出身のパラアスリート・白砂匠庸さん(29)。左手首より先がない状態で器用に靴紐を結びます。境田翔コーチも「よく縛れるなって」と感心すると「俺もよくできるなって思います」と笑顔を見せます。

白砂さんはやり投げのパラアスリート。パラスポーツは、障害の種類や程度によって細かくクラスが分かれていますが、白砂さんは、『腕』に障害があるF46のクラスで、これまで東京パラリンピック(6位)やアジアパラ競技大会(7位)など、数々の世界大会に出場してきました。
今や日本を代表する選手の1人ですが、その裏には、2歳で左手を失ってからの本人の前向きな努力とそれを見守り続けた、両親の思いがありました。














