「次の総理」にふさわしいのは?世論調査の結果は…

 総理大臣に選ばれるためには、総裁選で選ばれるだけではなく、首班指名選挙において衆参両院で過半数の投票を得る必要があります。

 現在、衆参ともに少数与党であるため、仮に野党が一致団結して同じ人に投票すれば、その人が総理大臣に指名されることになります。つまり、自民党の新総裁が新総理になるには、どこかの野党を味方につけられるかがカギとなるのです。

 野党との連携という視点で考えても高市氏より小泉氏が有力だと武田氏は指摘。小泉氏は先日、維新の吉村代表と万博を視察していたほか、維新と仲が良いと言われている菅氏もバックについているため、総理になれる可能性が高い総裁選びとなると、小泉氏の可能性が高いということです。

 国民が考える「次の総理」にふさわしいのは?JNNの世論調査(9月6日・7日実施)では、以下の結果となりました。

 1位:小泉進次郎氏、高市早苗氏(19.3%)
 3位:石破茂氏(8.6%)
 4位:玉木雄一郎氏(5.8%)
 5位:河野太郎氏(4.9%)
 6位:野田佳彦氏(3.2%)
 7位:林芳正氏(2.2%)
 8位:上川陽子氏(1.8%)
 9位:小林鷹之氏(0.9%)
 9位:茂木敏充氏(0.9%)
 11位:加藤勝信氏(0.6%)
 12位:藤田文武氏(0.1%)

 大八木解説委員は、まだ見えない部分も多い次の総裁選について次のように締めくくっています。

 (大八木解説委員)「ここから誰が出てくるのか。そしてフルスペック型で行われるということなので、どれだけの候補者が出るかによって決戦になったとき、どういう結果になるか。小泉氏と高市氏が軸とは言え、新しい人が出てくる可能性もあるので注目していきたいと思います」

(2025年9月8日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)