フィナーレは“地球の叫び”オペラ

 大会の締めくくりは、地球環境をテーマにしたオリジナルオペラの上演。淀川や琵琶湖の自然を見てきた観客は、静かに耳を傾けました。

 主催者は、今後もこの大会を全国各地で継続的に開催し、地球規模の課題をローカルで実践していく取り組みとして発展させていきたいとしています。

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「地球の叫び」オペラみづちの制作者と出演者

【執筆者】尾㟢豪 MBSプロデューサー(事業局)
京都大学農学部水産学科卒。元報道局解説委員。これまで情報番組を中心に『お魚博士』として、テレビ・ラジオで20年に渡り生き物に関するニュースを解説。2010年には、絶滅種クニマスの発見に関わり、一部始終に密着したドキュメンタリー番組『クニマスは生きていた!〜“奇跡の魚”は、いかにして「発見」されたのか?〜』で、放送文化基金本賞、科学技術映像祭内閣総理大臣賞、など5つの賞を受賞。MBSの深夜バラエティ番組『Aぇ!!!!!!ゐこ』に生物監修として関り、2022年、道頓堀川で絶滅危惧種ニホンウナギの生存確認に初めて成功、論文として記載した。