自民・現 堂故茂候補

「皆さんおはようございます。暑い日になりましたが、こうしてたくさんの皆さんに激励をいただき、本当にありがとうございます。本当に戦う勇気が出てきました。皆さん本当にありがとうございます。娘が暑さ対策でこの服を買ってきてくれました。皆さんも暑いですので、我慢なさらずにですね。事務所で、ちょっとご休憩もいただきたいと思います」
「私、県会議員に当選してから34年になります。政治とは目標を持って、その方向を示すこと、そして、人の心の痛みを感じること、そう思って活動してまいりました。本当にですね、困難なこともありました。しかし、そのときこそ、逃げないぶれないで嘘をつかないで、何回も自分に問い直しながら、この道を進んでくることができました」
「今ここに来て、政治への厳しい声、本当に聞きます。と同時に、人口減の中で、これからどうするんだ。医療や介護は守れるのか。物価高はどうするんだという不安の声もたくさん聞く毎日であります。目標を申し上げました。命や暮らしの心配のない社会をつくること、そして、先人が立派な富山、富山県を作ってくれました。そのことに感謝しながら、故郷に誇りと愛着を持った人を育てること、男女ともに自分らしく、生きられること、そして、職業の選択がたくさんあること、そんな社会を作っていかなければならないと思います。私はそんな富山を目指して、自分が歩んできた。政治の経験を全て使い切る。その思いでここに立たせていただいております。今度の選挙に挑戦したいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします」
「厳しい仕事もいくつかしてきました。昨年は国土交通副大臣として、能登半島地震の復旧に当たりました。翌日に羽田で航空機事故が起こりました。本当に厳しい時間で、ありました。液状化対策については、総務省や県庁、何回も訪れて、そして、会議を重ねて被災者、そして、自治体にとってできるだけ負担がない、少なくなる制度を作ることができました。でも、まだまだ課題が残っています。この課題を乗り越えて、被災された方々の力になりたいと思います」
「私は氷見市長のときに、市民病院の公設民営化という大変厳しい仕事にも取り組みました。命がけの仕事になりました。でも、地域医療を守ることができたと思っています。この自分の経験を今、医療や介護、経営危機に瀕しています、少しでも自分の経験がお役に立てればと思っています」
「最後に物価高の方のことを申し上げたいと思います。デフレが脱却してきて、物価がその副作用として上がっています。あちこちで物価高どうするんだ。減税しないのか。そんな声をたくさんいただきます。私もその気持ちは痛いほどわかります。減税すれば、確かに家計の手取りは増えます。そうしてあげたい気持ちはこの辺まで来てます。しかし、このままの準備のないまま、例えば消費税を50%下げたとする。どうなるか。知事いらっしゃいますけれども、県税の減収だけで466億と見込んでいます。市町村の税も同じぐらい減るっていうことになります。もちろんこれはちょっと大きくお話したわけでありますけれども、しかし、少なくともそういう状況になればですねそれに近い状況になれば、医療や福祉、子育て支援、このまま続けることができなくなるのは明白なことだと思います」
「私、自治体で責任ある仕事をしてきました。やっぱり、もし、いきなり減税をするとすれば、そのしわ寄せはですね、地方に暮らす人たちに来る。弱い立場の人に来る。これは明白なことです。そんなことは避けなければならないと思います。ただし、今、ガソリン暫定税率、これはこうとうかんで約束してることですから、できるだけ早く廃止しなければいけないと私は思います。また、給付金についてもですね。これは、物価高対策1年では終わりません。数年かかります。経済が循環するまで、かかります。この給付金のあり方、やっぱり反省すべき点もあると思います。また、税と組み合わせるのかどうかも含めてですね。経済社会情勢を見ながら、次にはもっと国民の心に届くやり方、必要だと私は思っています」
「とにかく、物価高対策の最善の処方箋は、賃上げだと思っています。経済が回り始めています。今、自民党では、この5年間で、手取りを100万円増やす。公言しています。絶対にこれは実現しなきゃいけないと思っています。そのためには、大企業はもちろん、中小小規模企業、農林水産業の生産性を後押しする。いろいろな手立て、IT環境を含めて、手立てが必要だと思っています。そして、手取りが増えるっていうことの意味は賃上げを意味しています。本当の賃上げを通じて、手取りを増やす。これが本当の道だと思います。それでもなおかつ、困窮される方々がいらっしゃるのは間違いない。大きく社会全体にこの経済を回すためには、少し時間がかかるし、先ほど申し上げた、やっぱり国として、バックアップしてかなきゃいけない。そう思います」
「本当の最後になります。様々な政策課題があると思っています。しかし、遠回りのようで最も近道は、人作りだと私は思っています。根っこのある故郷に根っこのある人作り、国作りを皆さんとともに進めてまいりたいと思います。今度の選挙戦を通じて、たくさんの皆さんにご支援をいただいてですね。各ご家庭にパンフレット40万軒、お配りいただきました。ただただ感謝しかありません。そして今日、県下のそうそうたる皆さんお集まりいただいて、激励いただいています。同志の皆さんとこの選挙、最後まで戦い抜きたいと申し上げまして、出陣にあたってのご挨拶にさせていただきます。よろしくお願いします。よろしくお願いします」