再燃するルート論争…北陸新幹線の行く先は?

「米原通ろうが小浜通ろうが、新幹線を早く通してくれと。進まなかったのは政治責任ですよ」(小松市民)
再燃する北陸新幹線・延伸ルートの議論。現行の小浜・京都ルートをめぐっては、コストが当初の2・5倍以上、工期も最長で28年に伸びるとの試算が。
馳浩 石川県知事
「万が一大きな前提が崩れた場合には10年前に議論があった米原ルートも検討してほしい」(5月12日建設促進大会・都内)
県内で高まる米原ルートの再検討を求める声。
これに対し沿線の知事は…
福井・杉本知事
「国家百年の大計を政争の具にしてはいけない」
滋賀・三日月知事
「米原ルートについては申し訳ないが望んでも求めてもいませんので」
(5月12日建設促進大会・都内)
「最短距離で経費の問題とかいろいろ考えて米原経由でお願いしたい」「乗り換えで心の負担、乗り換えしなきゃという気持ちが強い人が多い。その負担を減らすためにはやくつながってもらうのが一番」(有権者)
物価高、コメ不足、能登の復興、新幹線ルート…課題が山積する中迎える選挙戦で、候補者はどのような政策を県民に示すのでしょうか。