コメ不足に米価高騰…“令和の米騒動”に消費者は?

小泉 農水大臣
「いま最も力を入れなければならないのはコメ、とにかくコメに尽きる」(就任会見・5月21日)
国民の食卓を直撃した“令和の米騒動”。
「いまコメ代が高いから…」「いまから離乳食とかも始まるのでどうしても買わなきゃいけないので」(備蓄米を購入した人)
コメ不足や価格高騰を受け、政府が「備蓄米」を放出。県内でも取扱店では争奪戦に…一方、コメ農家からは切実な声も。
小松市の米農家 西野満治さん
「農機具が年に3回位値上がりしたりとか、田植えの時期だけで軽油何千リットル使っているけど油が上がっていたりとか…正直僕らはそんな儲かっているつもりはない」
暮らしに直結する施策で有権者が求めるものは?
今も2万人が能登を離れて暮らす…地震からの復興は?

能登半島地震から1年半、爪あとはまだ色濃く残っています。建物の公費解体はおよそ7割が完了。一方、災害公営住宅など新たな住まいの整備が進まず、現在も2万人近くが仮設住宅で暮らしています。
下唐川仮設団地自治会長 加代等さん
「家を建てて入る人、これから建てる人、どうしようかと悩んでいる人と格差が生まれてくる」
被害の大きかった4つの市町では人口がおよそ1割減少し、復興の足かせに。
「人もだんだんいなくなるのでもう少し考えていただいてもう少し大きい政策を打ってもらえたら」「若い人がもう少しでも帰ってきて働ける場所があって珠洲に定住してくれる人が増えれば」(有権者)
復旧・復興を推し進めるため政治家が果たすべき役割は?