「寿司戦国時代」。激化する富山の寿司店競争

「寿司といえば、富山」。このキャッチフレーズでPRを行うのが富山県。

総務省の家計調査(2024年)で富山市の1世帯あたりの「すし」の年間支出額は2万3185円と、全国平均を大きく上回り、金沢市を抜いて初めて日本一に輝きました。

地場のチェーンもひしめき合っていて、富山は今まさに寿司の「戦国時代」です。

なぜ今、富山が注目されるのでしょうか。

「寿司といえば、富山」を提唱したクリエイティブディレクターの高木新平さんは次のように分析します。

クリエイティブディレクター 高木新平さん
「これまで、富山って、寿司っていうイメージが、もともとは食べられていたのに、そこまでのイメージはあまりなかった。『寿司といえば、富山』っていうのが広がってきたり、富山が北陸新幹線とかの影響もあって、観光地としても魅力的になってきて『富山は盛り上がってる』『そういう食材があるんだ』と思われてるからなのかと…」