かかるコスト問題…小麦収穫の時期に新たな思いも
(秋田製麺所 広報 秋田千晴さん)「ウクライナのことなどいろいろあって、(小麦の価格が)変動して高くなっていたが、(商品によっては)金額が決められていて価格に転嫁できるわけではないので、企業努力でやっている」

大手の日清製粉は「業務用小麦粉」については「来月10日の納品分から値下げする」と、ことし4月に発表。秋田製麺所も日清製粉と取引していますが…
(秋田製麺所 広報 秋田千晴さん)「増産しても逆に残業が増えて人件費がかかる分、値段にのせられないので、売れば売るほどうれしいというわけでもない」

人件費やパッケージ代、輸送コストも合わせて考えると物価高は依然として頭の痛い問題です。しかし、コメ高騰で人々の視線がより小麦製品に向いていることについて…
(秋田製麺所 広報 秋田千晴さん)「小麦本来のおいしさを分かってもらえる機会ができるのはうれしい。新しい小麦のおいしさを味わってもらえたら」

小麦収穫の時期に思いも新たに、物価高の難局を乗り切りたいという秋田さんです。