いま業界全体で「逆風」に直面する牛乳。三重県の給食でおなじみ、「大内山牛乳」も例外ではありません。食文化とも言える「ご当地牛乳」を応援しようと地元の人も動き始めています。

北海道から沖縄まで全国各地で生産されている“ご当地牛乳”。

メーカーや牧場ごとに味わいも違い、飲み比べも楽しめますが、ことし3月、この地方の有名ブランドが姿を消すことに。

(飛騨酪農農業協同組合 岩長明宏 組合長)
「飛騨牛乳をご愛用いただき、ありがとうございました。弊社の事情でブランドが姿を消すことは、痛恨の極みで申し訳ない」

岐阜県の飛騨地方で、長年親しまれてきた「飛騨牛乳」。新工場建設で多額の負債を抱えたほか、酪農家の減少などに直面し、生産終了を余儀なくされました。