思い出のつまった“飛騨牛乳”とのお別れ…「寂しい」
(客)
「本当に寂しいです。最後の飛騨牛乳をかみしめて楽しもうと思う」
「お別れができたらいいなと思い来ました」

生産終了の前夜、高山市内のバーでは、飛騨牛乳をふんだんに使った特別メニューが提供され、集まった人たちが思い出に浸りながら、別れを惜しみました。
なかには、飛騨牛乳をビールで割って楽しむ人も…。
(客)「うまいです!変わった感じですけど、いけます」

給食をはじめ、日頃から慣れ親しんだ「ご当地牛乳」は、地元の人たちにとって食文化であり、生活の一部でもあります。
戦後、給食で牛乳の提供が始まると、牧場は各地に増え「ご当地牛乳」は、全国に2000種類あるとされますが、飛騨牛乳に限らず業界全体が、いま“逆風”にさらされています。
