”物価の優等生”が・・・

価格が安定し、物価の優等生とも呼ばれた卵。

このところは、価格の変動が激しく、2025年に入っては卸売り価格が70円以上上がるなど、2023年のエッグショックの水準に近づいています。

消費者「びっくりしました。高くなっていて」「上がり方が急に上がってくるので。お弁当とかにも入れるので、困りますね、高いと。」

このところの卵の価格の上昇、理由は一体何なのでしょうか?

鳥インフルと供給減

卵の流通に詳しい専門家は2024年10月から断続的に発生している鳥インフルエンザに加え、2024年の価格が安かったことが影響していると話します。

卵の流通に詳しい元東京農業大学教授 信岡誠治さん「昨年は非常に卵価が安くて採算割れの状態だったんです。新しく卵を生むニワトリのひなのは数を減らしてきたということもありまして、全体の供給量が今年は少ない状況。需給がタイトになっているため、卵の価格が高めに推移しています」

上がり続ける卵の価格、今後の見通しは?