近畿は3年前と比べて5倍増

近畿2府4県でも、熱中症警戒アラートの発表回数が年々増えています。2021年は47回でしたが、2022年に103回と倍増。2023年は145回、そして去年はなんと241回で、2021年から5倍増となっています。
去年は、最も少ない滋賀で23日、他府県でも30日以上となっていて、近畿で最も多い和歌山では65日と、2か月を超えています。

一方、熱中症警戒アラートが去年最後に発表されたのは、大阪は8月28日でしたが、京都と奈良で9月18日、滋賀・兵庫・和歌山では9月20日となり、非常に長い期間、熱中症への警戒が必要となりました。
熱中症警戒アラートが発表されたらエアコンなどが効いた室内などの涼しい環境で過ごし、こまめな休憩や水分・塩分補給が重要です。熱中症警戒アラートを発表している環境省と気象庁は、特に高齢者や乳幼児などは熱中症にかかりやすいので特に注意し、周囲の方も声がけをするよう呼びかけています。
(MBS報道情報局 気象・災害担当記者 福本晋悟)














