気象庁は4月22日、「3か月予報」を発表しました。5~7月は暖かい空気に覆われやすく、全国的に気温が高くなる見込みだということです。気温が高くなると心配なのが、熱中症。23日、「熱中症警戒アラート」の今年の運用が始まりました。

発表回数が年々増加 去年は1722回

 熱中症警戒アラートは、熱中症の危険度を気温や湿度などから算出し、危険性が極めて高いと予測される場合に発表されます。2021年に全国で運用が始まり、おもに府県単位の全国58区域が対象です。

 これまでの発表回数は、2021年が全国で613回、2022年は889回、2023年は1232回、去年は1722回と、年々発表回数が増えています。

 過去の発表事例を見てみると、最初に発表されるのが沖縄県の八重山地方で、毎年5月に。近畿では6月末から7月初旬にかけて発表されています。