見直しの動き…持続可能なPTAを目指す

こうした中、県内でも見直しの動きが・・・。

(元PTA会長 白澤繁樹さん・48)「慣習的に(寄付を)やってきたものを、本当にこれ必要ですかみたいな話を学校としながら(見直しを)やった」

鹿児島市の小学校で、2年前まで3年間PTA会長を務めた白澤繁樹さんです。古くなったスリッパや給食のおぼんの更新など首をかしげる寄付があったといいます。

Q.学校側から(品目の)申し出は?
(元PTA会長 白澤繁樹さん・48)「相談・協議はあったと思う」

「(給食用の)おぼんの更新をおそらく長らくPTAでしてきたはず。いまそれは『違うんじゃない』みたいな話をして止まったと思う。給食システムの中で必要な備品ですから」

少子化で保護者の負担が増す中、持続可能なPTAを目指す過程で、寄付の見直しを進めました。

(元PTA会長 白澤繁樹さん・48)「子どもが長い時間過ごす学校は、地域との接点ができる境界線になるから、その中で、子どもを中心に置いてさまざまな話をしていく中で、境界線が長い間溶けてきて、そこがあいまいなまま進んできた」

「線引きがうまくできていなかった」