夏の甲子園準々決勝で涙 花巻東・佐々木麟太郎 全打席で「フライアウト0」の意味するものとは

東北勢対決となった19日の甲子園準々決勝。岩手代表・花巻東は去年の王者・仙台育英(宮城)に4―9で敗れた。しかし最終回の粘りは見るものの心を震わせたー0―9で迎えた9回裏、花巻東は4番からの攻撃を怒涛の攻めでつなぎにつなぎ、打者一巡。アルプスの応援も、ベンチも、プレーする選手も、佐々木洋監督も、みんな、泣いていた。この夏テーマに掲げた「逆襲」を体現し、4点を返してなおも2アウト1、2塁。打席には高校通算本塁…