ドジャースのバッテリー組とリハビリ組の集合日となった9日、大谷翔平(29)と山本由伸(25)がアメリカ・アリゾナ州、グレンデールのキャンプ施設を訪れた。

大谷は水原一平通訳が運転する車の助手席に乗り、グレーのジャケットにデニム姿で施設入り。その後、半袖にハーフパンツのトレーニングウェアでケージに入り、30分ほどして球団施設に引き上げた。

大谷の約1時間前に施設に入った山本は、黒のデニムのジャケットに黒のTシャツ、黒のパンツと黒一色のスタイルで登場した。予定していたブルペンは雨の影響で延期に。それでも雨脚が弱くなるとドジャーブルーのシャツでグラウンドに姿を表し、ランニング、キャッチボールなど約10分間、体を動かした。山本は約6時間半、球団施設に滞在。今後は12日(日本時間)にブルペンへ入る予定となっている。

キャンプ地のクラブハウスは、大谷の左隣が山本、右隣が2018年のア・リーグMVPでドジャース不動の1番バッター、M.ベッツ(31)となった。

また、ドジャースと1年の再契約を結んだサイヤング賞3度受賞、メジャー通算210勝のレジェンド、C.カーショー(35)がこの日、球団施設で報道陣に対応した。

今季、新戦力となった大谷と山本については「信じられないよ。ショウヘイが何をするか見ることができる。シーズン中はずっとこんな感じだと思う。彼は素晴らしい頭脳の持ち主だと思うし、彼なら大丈夫だと思うよ。正直に言って他の選手にも良い影響をもたらすだろう。ムーキー(ベッツ)、フレディ(フリーマン)ら彼らもスーパースターだけど24時間ショウヘイに注目が集まることになる。私が見たところ彼はそれをこなせると思うし、チームにとっても良い影響を与えるはずだ。それは素晴らしいことだと思う。それにヤマモトもビデオで見たけど、彼にも挨拶できたし、戻ってきたらジャベリックを学ぶ必要があるかもしれない。彼はかなり印象的だ。彼が投げるのを見るのが楽しみだよ」と目を細めていた。