2023年に史上初となる2度目の満票でア・リーグMVPに輝いた大谷翔平(29)が日本時間28日、全米野球記者協会ニューヨーク支部の各賞授賞式兼食事会に出席した。

黒のタキシード、黒のシャツ、黒の蝶ネクタイ姿と黒一色で統一した姿で登壇した大谷。2019年に新人王を獲得した時も黒のタキシード姿。その時のスピーチでは水原一平通訳を使わず2分間英語で話した。さらに最後には「今度はカンペの必要がないようにしたい」とジョークを飛ばし、会場の笑いを誘った。

今回、注目のスピーチは紹介を受けると約2分間、英語で古巣のエンゼルスに「サポートと、情熱を持っているこのゲームをプレーする機会を与えてくれたことに感謝しています」と語り、移籍したドジャースには「信じてくれてありがとうございます。次のステージを楽しみます」と口にした。そして、ここまでサポートしてくれたチームスタッフ、家族にも感謝の言葉を口にした。今年もカンペを見てのスピーチとなったが日本語は一切しゃべらず、英語のみのスピーチとなった。

会場ではナ・リーグMVPのブレーブス、R.アクーニャJr(26)との2ショット写真も撮影、アクーニャJrがSNSで公開した。

今季は史上初の韓国での開幕戦が行われるため、ドジャース、パドレスのキャンプインは他球団より早く、ドジャースのバッテリー組は2月10日(日本時間)、野手組は2月15日(日本時間)、そして、オープン戦は23日(日本時間)から始まる。