高知沖~宮崎沖の津波を最大約20分早くキャッチへ 南海トラフ地震に備え観測網強化 気象庁が21日から活用開始 津波情報発表の迅速化などに期待

南海トラフ地震に備えて、高知県沖と宮崎県沖の津波観測網が強化され、沖合での津波を最も早い場合で、これまでよりおよそ20分早く捉えられるようになりました。防災科学技術研究所は南海トラフ地震に備え、高知県沖から日向灘など宮崎県沖の海底にかけて「南海トラフ海底地震津波観測網」=「N-net」を設置していて、このうち7月に整備の完了した18の観測地点のデータについて、気象庁が先ほど正午に、津波情報などへの活用を開…