1991年以来34年ぶりとなる東京2025世界陸上。3日目は早朝から男子マラソンが行われる。また男子110mハードル、女子100mハードルと激しい代表争いを勝ち取った選手たちが続々登場。注目選手とタイムスケジュールを紹介。
6大会ぶりの入賞を目指す男子マラソン
前日に小林香菜(24、大塚製薬)が日本女子3大会ぶりの入賞を果たした女子マラソン。女子に続けと男子は6大会ぶりの入賞を小山直城(29、Honda)、近藤亮太(25、三菱重工)、吉田祐也(28、GMOインターネットグループ)が狙う。メダル獲得となれば2005年ヘルシンキ大会の尾方剛(銅メダル)以来となる。
"陸上界・現役最高選手"が自身14回目の世界新に挑む
男子棒高跳の決勝はA.デュプランティス(25、スウェーデン)から目が離せない。優勝候補はこの男一択。予選では5m55と5m75を共に1回の跳躍でクリアし、危なげなく決勝進出を決めた。これまで世界記録を13回更新し、自身の世界記録6m29越えを目指す。
初のメダルへの期待十分!今季世界2位のタイムをマーク
男子110mハードル予選は今季世界2位のタイム12秒92(日本記録)を叩き出した村竹ラシッド(23、JAL)や泉谷駿介(25、住友電工)、野本周成(29、愛媛競技力本部)が予選に挑む。前回大会では泉谷が日本勢初の決勝進出を果たすと、昨年のパリオリンピック™では村竹が日本勢初のファイナリストとなった。
男子3000m障害で三浦龍司が初の表彰台へ
男子3000m障害の決勝は日本勢初のメダル獲得を三浦龍司 (23、SUBARU)が虎視眈々と狙っている。前回大会ではメダルまで1秒72まで迫った三浦。7月12日のダイヤモンドリーグ・モナコで、自身の持つ日本記録を6秒以上更新する8分03秒43の日本新をマーク。パリ五輪金のタイムよりも約3秒早い“特大”の日本新で衝撃を与えた。予選(13日)を8分30秒43で突破し、決勝ではメダルを射程圏内に捉えた。
【モーニングセッション】
7:30~ 男子マラソン(吉田祐也、近藤亮太、小山直城)
9:00~ 男子ハンマー投 予選A
9:05~ 女子棒高跳 予選AB(諸田実咲B)
10:30~ 女子3000m障害 予選(齋藤みう)
10:45~ 男子ハンマー投 予選B(福田翔大)
11:20~ 女子400mハードル 予選
【イブニングセッション】
19:35~ 男子400mハードル 予選(井之上駿太、小川大輝、豊田兼)
19:40~ 男子走幅跳 予選AB(橋岡優輝、津波響樹、伊藤陸)
19:49~ 男子棒高跳 決勝
20:20~ 男子110mハードル 予選(村竹ラシッド、泉谷駿介、野本周成)
21:00~ 女子ハンマー投 決勝
21:05~ 女子100mハードル 準決勝(中島ひとみ、福部真子)
21:30~ 男子1500m 準決勝
21:55~ 男子3000m障害 決勝(三浦龍司)
22:20~ 女子100mハードル 決勝(※勝ち上がれば中島ひとみ、福部真子)