青森県は20日、総額25億7000万円あまりの11月補正予算案を発表しました。職員の給与改定や、県庁本庁舎の津波浸水対策事業などが盛り込れています。

宮下宗一郎知事は20日に開かれた自民党議員総会で、総額25億7000万円余りの11月補正予算案の概要を発表しました。

主なものとしては、職員の月額給与を平均3.22%、期末・勤勉手当を0.15か月分引き上げる経費に24億6400万円余りを計上しています。

また、津波の浸水想定が見直され、県庁本庁舎で最大3.1mの津波が想定されることを受け、新たに「電気棟」と呼ばれる建物を建設するための対策工事などに5940万円を計上しています。

補正予算案は22日に開会する「11月定例県議会」に提案されます。