今年1月、福島県のJR郡山駅前で酒気帯びで車を運転し、受験生の女性(当時19)をはね、死亡させたなどとして危険運転致死傷などの罪に問われている男の裁判が8日、福島地裁郡山支部で始まった。

危険運転致死傷と酒気帯び運転の罪に問われているのは、福島県郡山市の無職・池田怜平被告(35)。池田被告は8日、丸刈りに黒いスーツ、青いネクタイという服装で初公判の法廷に姿を表した。

現場での実況見分に立ち会った池田被告・今年2月

裁判員裁判で行われる池田被告の公判。初公判冒頭の裁判長の人定質問で、事故当時は会社員だった池田被告は、現在は無職だと答えた。