愛媛に関するニュース

「歴史忘れないで」　小学生が掩体壕を見学し戦争学ぶ

戦時中、敵の攻撃から軍用機を守るために作られた「掩体壕（えんたいごう）」を８日、愛媛県松山市の小学生が見学し、平和の大切さを学びました。「『忘れないでね』『考えてみてね』　そう問い掛けるために、この掩体壕は保存されている」見学に参加したのは、松山市立味生小学校の６年生約１００人です。児童が見学した掩体壕は、敵の攻撃から軍用機を守る目的で、旧日本軍が建設。幅約２３メートル、奥行き約１２メートルのコ…

8歳で被爆した愛媛在住の男性「原爆がどういうものか見てほしい」G7各国首脳が原爆資料館を訪問

19日に始まったG7広島サミット。核保有国を含む各国首脳が、被爆地・広島に集結し、平和公園内の慰霊碑に献花した歴史的な日になりました。8歳で被ばくした男性は、何を思うのでしょうか。「ぴかーっと光った途端に、背中の方に大きな火柱があって、そのまま気を失いました。爆風で吹き飛ばされて気が付いたら家の下敷きでした」愛媛県松山市の菓子メーカーで会長を務める亀井好一（よしかず）さん、86歳。出身地の広島で、8歳の…

10人中9人が戦死…真珠湾攻撃で出撃した特殊潜航艇の訓練地 戦争のない世界願う

真珠湾攻撃から81年目を迎え、訓練地だった愛媛県伊方町では戦死者の慰霊祭が行なわれ、参加者が平和を願いました。真珠湾攻撃では、伊方町の三机（みつくえ）湾で特殊潜航艇の訓練が行われ、参加した海軍の兵士10人のうち9人が戦死していて、地元の青年団が50年以上慰霊祭を続けています。81年目となった12月8日、伊方町三机にある慰霊碑の前には青年団のメンバーらおよそ30人が集まり、黙とうを捧げるなどし戦争のない世界を願…