タレントのデヴィ夫人が自身の事務所の女性従業員ら2人に対する暴行の罪に問われた裁判で、検察側は罰金20万円を求刑しました。

タレントの「デヴィ夫人」、本名、デヴィ・スカルノ被告(86)は去年2月、東京・渋谷区の飲食店で、自身の事務所の女性従業員にシャンパングラスなどを投げつけた罪と、去年10月、渋谷区の動物病院で、当時、マネージャーだった女性に殴るなどの暴行を加えた罪に問われています。

デヴィ被告は初公判で起訴内容をおおむね認めていましたが、きょうの裁判で改めて認否を問われると、「全面的には、認めておりません。シャンパングラスは投げておりませんし、殴る蹴るは一切しておりません」とおおむね、否認しました。

検察側は、「被告は『後悔や反省をしている』と述べているが、逆に『被害者に謝罪を求めたい』と述べたり、『蹴った記憶がない』と述べたり、十分な内省が見られない」などとして、デヴィ被告に罰金20万円を求刑しました。

弁護側は、「番組降板など余りある社会的制裁を受けている」として罰金刑が相当だと主張しました。

裁判の最後にデヴィ被告は「この場にいるのが不思議でなりませんが、私の不徳のいたすところと反省しております。裁判所におかれましては、慎重なご判断をお願いします」と述べ、閉廷しました。

判決は、10月6日に言い渡される予定です。