▼市史編さん業務に従事「絶対間違っちゃいけないっていうふうに先生たちに足かせをすると、結局何も教えられなくなるっていう現象が発生してしまう可能性が高い。そうなってしまうと、一番不利益を被るのは子どもたちだということは、まず認識していかないといけない」
教員たちは慰霊の日をどんな思いで迎えるのか。中学教諭の波照間千夏さんは、朗読される「平和の詩」に毎年耳を傾けます。
▼中学教諭波・照間千夏さん「毎回小学生が読んでも中学生、高校生が読んでも、とても心震えて、自分が教員として生きていくにあたって、自分がどう頑張っていきたいか、どういうメッセージを発信していきたいか、していかないといけないのかを確かめる日です」
体験者が高齢化し歴史を修正しようとする不穏な動きを感じる中、地域と連携しながら非戦と平和の尊さをどう伝えていくべきのか教員たちの模索が続いています。