学校での平和教育は、様々な課題に直面しています。沖縄歴史教育研究会が県内の高校生を対象に行ったアンケートによると、「全国の米軍施設の何%が沖縄におかれているか」という質問で正しく回答できた割合は、前回から15ポイント減少し、47.3%。普天間基地の移設先について問う質問では、「分からない」という回答が46.3%で過去最高となり、基地問題への理解や関心が低下している現状が明らかになりました。

▼首里高校教諭・金城睦さん「教材研究をする時間が、教員の多忙化、働き方改革がなかなか進まない現状では、その時間がとれないという学校現場の現実はあると思います」